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閻圃
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閻圃
閻圃
漢中を支配していた張魯に仕え、側近の一人として助言役を務めた。ある日、漢中の住民が地中から玉印を掘り起こし、張魯に献上した。臣下達は張魯に漢寧王となるよう推し進めたが、閻圃はそれを諫めている。漢中が曹操に攻め入られた際、張魯はすぐに降伏しようとしたが、閻圃はあくまで戦うことを主張した。ただ、この戦いは勝つことを目的としていたわけではなく、戦わずして降伏すれば曹操に軽んじられてしまうと予想したためである。また、交戦後に礼物を送れば張魯の功績は評価されると進言し、張魯はそれに従った。この経緯を知った曹操は閻圃を高く評価したという。